通常は、パピーの体重が5倍化してから6倍化するのは5日目。それが3日目というのはオーバーペースである。
少し補足しておけば、
生後24日目…標準予測 1647g/実際 1568g
生後25日目…標準予測 1717g/実際 1710g
生後26日目…標準予測 1790g/実際 1813g <--- 実際が標準に追いついた日
生後27日目…標準予測 1862g/実際 1950g
生後28日目…標準予測 1935g/実際 2073g
このように、標準予測に追いついたのは一昨日のこと。いわば、瞬間的な現象とも言える。よって、慎重にペースダウンを図る必要がある。
▲黒太字はピンクちゃんとパープルちゃんとを想定した推移
なお、表で塗りつぶしている箇所は体重が小さい順に出現している。そして、それによると出生時体重=400gの水色ちゃんが6倍に達するのは生後31日目の予定。これは、標準体重推移予測に完全に一致するもので全く問題はない。当たり前のことだが、出生時体重が少ないほど、体重が倍化するスピードは早い!-これも、標準体重推移予測が示唆している一つの特徴です。
※詳しくは、「パピーの体重は体重の5%増える」に異議あり!を
紹介する体重推移グラフにおける黒い線は、いずれも標準体重推移予測のそれ。黒い破線の一つは黄ちゃんの標準予測。もう一つは、紫、ピンク、オレンジちゃんのそれ。黒い実線は水色ちゃんのそれ。この黒い標準予測と実際とを比較して観察すると、生後15日~24日の魔の10日間の否定的影響を最も受けたのは水色ちゃんだったということがよくわかる。一方、黄ちゃんは、《黄ちゃん優先の原則》で守られていたことがわかる。体重が前日より減らなかったのは黄ちゃんのみであるという事実がそれを物語っている。
さて、問題は、今日と明日の体重コントロールのあり方。そろそろ生後24日目の昼から開始した《追いつけ追い越せ作戦》を見直す時期がやってきた。(パピー達の発育が2日早まったことを示す)比較グラフはそのことを教えている。
1、粥条離乳食(一日二日)を与える時は授乳を中止する。
2、授乳間隔を午前は3時間、午後は4時間に変更する。
この2つの変更でパピー達の体重増加を83g程度に抑制する。そして、その後は、標準的な推移のままに引き上げの日を迎える。今日は、そういう《コンスタントにスクスク路線》の記念すべき開始日となれば・・・。そんな思いをもって、この記事をアップする。
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