産まれてから11日が経過し仔犬の確かな成長が確認されました。そこで、それまで禁止していた黒猫フクちゃんの産箱立ち入りを許可しました。予想通り、フクちゃんが仔犬に強い関心を抱いて遊ぼう攻撃に及ぶことはありませんでした。そこら辺りが犬と猫との違いです。
動画でも判るように、デイジー号は黒ネコのフクちゃんの動向に全く関心を払っていません。その辺りはフクちゃんも先刻承知。ですから、安心して産箱内を探検しています。とてもじゃーないが「来襲」とは程遠い穏やかさです。
ところで、私とフクちゃんの関係は昨年の7月初めまで遡ります。彼は、小学校脇の神社にいました。推定7ヶ月齢。痩せこけて正に瀕死の状態。見るに見かねてキャットフードを与えました。それが2週間ほど続いた時、九州に台風が接近。そこで、止むなく我が家に緊急避難させました。以後、なぜか我が家で暮らしています。
この20年の間に私らは捨て犬・飼育放棄犬を5頭引き取り、その他に2頭を世話してきました。結果、彼らの治療費などで出費がかさみ莫大な借金を抱えてしまいました。そういう事情もあって、見ざる・近寄らず・抱き上げずの非情3原則が我が家のモットウに。黒猫フクちゃんは、その原則を破らせた最初の一頭です。
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