体は黒いがれっきとした女の子。お父さんは北海道盲導犬協会所属のF2。お母さんは九州盲導犬協会所属のラブラドール。いわゆるMIXと呼ばれる犬種。F1とよく似て性格は温厚で優しい。もうすぐ1歳と8ヶ月。来たる9月13日が2歳の誕生日。
>ブンブン!ブンブン!
車の中で尾を打ち振って私を見ている。私が動くと必死になって目で追っている。どうやら、彼女は私を見染めたようだ。
>ダッ!
案の定、下車すると真っ直ぐに私の所に飛んで来て顔をペロリ。家の中に入っても視線を私に向け続けた。私が立てば彼女も立つ。私が座れば彼女も座る。20年前にシベリアン・ハスキー犬を迎えた日のことが思い出される。ゴールデンウィークの初日に迎えた彼女も、私を目で追った。私の視界には常に私を目で追うハスキーの仔犬がいた。抱くとエンドレスでペロリ攻撃するハスキーの仔犬がいた。デイジー号は、そんなマリー号の再来だ。
5月9日。昼から青空が広がった。絶好のシャンプー日和になった。我が家へやって来た成犬は、必ず、一両日の間に私とお風呂に入る。そういう習わしだ。そういうことで、デイジー号は我が家のお風呂場へGO。
>カム!
促されるままにお風呂場にトコトコ。微動だにせずにシャンプーをされるデイジー号。嫌がる様子は微塵もない。バスタブもOKだった。
ところで、ゴールデン・レトリバーもラブラドール・レトリーバーも共にダブルコートの犬。双方の血を引くデージー号には、当然のことながら換毛期ってのがある。その期間は約一ヶ月。時期は春と秋。
>あっ、ここにもあった。
私らは、(今朝から)部屋のあちらこちら、廊下のあそっここにフワフワした黒い塊を発見していた。「ウヌヌ!これは抜け毛!?」-外に連れ出してブラッシングしてみるとワンサと毛が抜けた。我が家にやって来たデイジー号は、紛れもなく換毛期の真っ最中だった。
>きゃっ、お風呂場は毛だらけじゃん!
ブラッシングを一通りしてからのお風呂。でも、抜ける、抜ける。半端じゃーない量だ。少しだけゴールデン・レトリーバーの血を引いているので多少は長い黒い毛が思いっ切り抜けた。しかし、シベリアン・ハスキー犬の換毛期のことを思えば可愛いものだ。彼らは、ゴールデン・レトリバーも真っ青な量なのだ。私らは、そんなハスキー犬を2頭も室内飼いしていたのだから、換毛期の戦いには慣れている。デイジー号の抜け毛なんて屁の河童である。ともかく、デイジー号を迎えた2日目は換毛期との格闘の中で暮れていった。
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こんにちは、新しいブログ開設おめでとうございます!
返信削除そして改めてPWお疲れ様でした。
いつも真摯にパピー達を育てていらっしゃる姿を尊敬していました。
デイジー号との楽しい生活の様子を楽しみにしています ♪
ありがとうございます。お礼のついでに、ちょっとお知らせ。昨日、U氏よりH体に会いに行ったとの電話がありました。みんな元気だったそうですよ。
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