2015年12月31日木曜日

謹賀新年:今年もよろしくお願いします!


 今日は大晦日で明日が新年元旦。ですから、ちょっと気の早い新年のご挨拶となります。

 画像は、日本郵便提供の「はがきデザインキット」で作成したもののコピペです。同キットの編集画面を拡大して上半分と下半分とを別々にコピーして「ペイント」で一つに合成。それに枠を付けたもの。舌を出して満面笑みのデイジー号は、先日、デイジー号がパピーウォーカーさんと面会した際に撮影したそれです。


>年賀状の写真はこれでいくぞ!
>それでいいんじゃーないの?
>でも、なーんか寂しそうね!


>だったら、これでどうだい!
>うん、それがいいかも・・・。


>あっ、PWさんとこで撮ったのはどう?
>あれって、確か、舌出して笑っていたんじゃーない!?

ということで、印刷した年賀状には3種類があります。使用している画像は、いずれも、「Microsoft Office 2010」でトリミングして更にJTrimで枠を付けてから「はがきデザインキット」に読み込んでいます。黒ネコのフクちゃんの画像は回転させて出来た余白部分を「ペイント」で超拡大してシコシコと1マスづつ赤で塗ってから透過処理をするという凝りよう。

 と、色々と苦労しましたが無事に年賀状を出し終えて、後は、新年を待つばかりです。2016年度も、よろしくお願いします。

PS、年末ジャンボは大外れ!

 コンビニの駐車場で車に乗り込んだら年末ジャンボの当選発表がカーナビから・・・・。慌てて手元の宝くじを取り出して当選番号と照合。結果は、大外れでした。数年前には、組番号も一等のそれ。番号も完全一致。「つ、ついに、我も一等を!」と喜んだが、よくよく見ると下二桁目が「1」ではなく「7」。「1」の上に横ヒゲがあったために大金が我が家の横を素通り。つまりは、カスっただけでした。その時、目出度く一等をゲットしたのは近くの商店主。どうやら、連番ではなくてバラの中に紛れていたようです。

 「フン!大外れの方が残念度は低いんだ!」と意味不明な納得をして家路につきました。

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2015年12月25日金曜日

2015/12/25 12:06。只今、室温26℃!

▲公園から帰ったら水分補給!

 公園を一走りして帰ってリビングに入ると、うだるような暖かさ。卵形の温度計で確認すると、な、なーんと室温26℃。陽当り抜群の東南角地とはいえ、これは異常だ。

▲ポッカポカの和室。

 我が家は、出窓と和室等の窓にいわゆる内窓を増設している。取り付けは、僅かに10数分。その結果、出窓と内窓との間、和室のサッシと出窓の間は温室状態。多分、室温の異常高騰をもたらしている原因の3分の1は内窓効果なのかも知れない。残り3分の2は、陽当りと台所の存在。そんな気がする。

>衝撃、暖冬の米国、竜巻相次ぐ、11人死亡!

 折しもTVでは、世界的な暖冬に関するニュースをやっている。うだるような暖かさの中で観ていると、「ホント、近年稀に見る暖冬だなー!」という思いを強くする。

>暖冬でシベリアン・ハスキーの出番が激減!

 アラスカには、シベリアン・ハスキーを世に出した犬舎が今も健在で血統の保存に力を入れているという。これは、私が最初に預かった盲導犬候補生F号の今の飼い主さんからの情報。現地に出かけて実際にその目で確認されているので間違いない。そんなアラスカにも暖冬の影響はジワリジワリと押し寄せている。結果、雪の無い季節が増えてソリ犬の出番が激減しているとのこと。近年の暖冬は、シベリアン・ハスキーから冬の仕事を奪いつつある。

>白い被毛の犬と黒い犬の皮膚温度は、なんと約4度〜5度の差が!

 ところで、我が家のデイジー号は真っ黒な毛並みを持つ黒ラブである。だから、夏場は黄ラブより皮膚温が高くなる。つまりは、夏に弱いのだ。そんなことを考えると黒ラブの盲導犬にとっては夏は大敵。そして、これ以上に日本が亜熱帯化すれば黄ラブにとっても夏が大敵になるのは必定。

 アラスカでソリをひくシベリアン・ハスキー、日本で活躍する補助犬。どこで働く犬にとっても、いかなる季節に活躍する犬にとっても、これ以上の温暖化は死活問題。今日は、そんなことを考えさせるに十分な暖かさである。

▲猫もちょい日陰でお昼寝。

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2015年12月20日日曜日

(続)デイジー号、PWさんのお家に行く!






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デイジー号、PWさんのお家に行く!



>えっ、ここは?

PWさんのお宅の駐車場で下車したでデイジー号は、すぐには状況が理解できないようでキョトンのキョロキョロ。

>えっ、お父さんがいる。
>ひなちゃん(ラブラドール)もいる。
>あっ、ここは私が育った家だ。

私らとデイジー号が降り立った時、ご主人とひな号が散歩から帰って来られた。

>オーイ!デイジー!

2階から懐かしい呼び声が・・・。

>ダッ!ダッ!ダーッ!

次の瞬間、デイジー号は脱兎のごとく階段を駆け上がってPWさんの元へ。それからの1時間半あまり、PWさん一家の一人ひとりに甘えっぱなし。「ゲッ!帰りたくない!」なんて言わないだろうか?との心配がちょっぴり頭をもたげる光景の連続だった。

>グースカ、ピー!

その夜、デイジー号は深い眠りに落ちた。その寝顔は、夢の中で一日の楽しかった数々のシーンを回想しているようだった。

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2015年12月19日土曜日

今からデイジー号のPWさんに会いに行きます!

何も知らずに微睡むデイジー号(2015/12/19 AM09:25)

 ただいまの時間はAM8:51。4時間半後には、私らとデイジー号はPWさんのお宅を訪問することになっている。

>ブンブン、ブンブン!ブブン、ブンブン!
>ピョコタン、ピョコタン!
>ガウーッ!ガウーッ!

 多分ではあるが、再会を果たしたデイジー号は狂喜乱舞するだろう。尻尾を打ち振って、そして飛び跳ねて、ついにはPWさんの手をガウガウと噛むものと思われる。

 お手々ガウガウは、デイジー号の興奮度合いがMAXに達したことを示す行為。正に、フェイスガロがピカピカし歓喜の歌が流れるあの瞬間そのものである。そのステージを色で表せば《》でもなく《》でもなく、そして《》さえも突き抜けた《》の世界。今日は、デイジー号にとって心滅ラッシュの一日になりそうだ。

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2015年12月11日金曜日

疾走 2015


デイジー号にとって欠かせない日課。
それは、公園や田んぼで一走りすること。
ビューン、ビューン、ビューン。
一度、二度、三度。
ほとんどが、それで終わり。

デイジー、公園に行くよ!
この一声で、デイジー号の黒い瞳はキラキラのキラキラ。
僅か数分の疾走。
それでも、彼女にとっては大事な日課なのだ。

ビュー、ビュー、ビュー。
これからやって来る木枯らし吹く寒い寒い日々。
やっぱり、今まで通りに走りに行くのだろうか?

お父さん、愚問だよ!
正に、その通り!

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2015年10月26日月曜日

【猫語の解読】ニャオーとニイャオとニャアォ、そしてフニャアアー!


>ウギャーッ!
>何か白い虫がーーーーーっ!
>ウンチにいっぱい!
>し、しかも、立ち上がって私を見ているーっ!

 黒ネコ’フクちゃん’のウンチタイムは決まっている。私らがリビングに降りていくと間髪を入れずに朝のウンチ。夜は、そろそろ就寝という時間を見計らって二度目。我が家に妻の「ウギャーッ!」が響き渡ったのは昨夜の二度目のことである。

【瓜実条虫】
 ノミから感染するサナダ虫の仲間です。節が連なったような形態をしていて、頭は小さく、腸にくっついて次々と新しい節が出来ていきます。末端の成熟した節にはたくさんの卵が詰まっています。卵入りの1cmくらいの白い節がちぎれて便に混ざって出てきます。(「ペットクリニック・ドットコムのHPより)

 妻を叫ばせた犯人は瓜実条虫というサナダ虫の一種だった。

>お薬にしますか?それとも、お注射にしますか?
>お注射を!

 ということで、黒ネコ’フクちゃん’はお尻にプスリとされた。

 動物病院には朝から犬や猫の患者がいっぱい。待ち時間があったので待合室にあった「猫の気も知らないで」という本を広げてみた。著者は、ブルース・フォーゲル(Bruce Fogle,1944年2月17日 - )。カナダ出身の獣医師で「聴導犬に関したヒアリング・ドッグス・フォー・デフ・ピープルという名の慈善団体の設立者の一人」(ウィキペディア)でもある。

 冒頭のエッセイは、猫の鳴き声がテーマ。そこには、「猫の鳴き声は、どの母音に力が込められているのかで解読できる」と。

ニャー!・・・<オ>は、餌をちょうだい!
ャオ!・・・<イ>は、トイレが汚れているよー!
ニャォ!・・・<ア>は、ねー、抱っこしてー!

 ところで、お尻をプスリとされたフクちゃんは、

フニャアアー!

と鳴いた。な、なんばするとね!という意味だ。

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仕留め遊び:黒ラブ vs 黒ネコ

 
チョコマカと走り回る黒い塊。
デイジー号にとっては格好の獲物。
仕留める練習台としてはほど良い大きさ。
そういうことで、近頃は<仕留め遊び>が我が家で流行中である。

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2015年10月23日金曜日

野良猫フクちゃんを保護してから2ヶ月!


小学校脇の神社で痩せ細った黒い仔猫を発見したのが8月初旬。それから、朝晩のエサやりが日課になった。そして、ついに2週間が経過した8月23日に家に連れて帰った。「台風接近のため」が名分だった。

>ウワーッ!臭い!

 それからしばらくすると、フクちゃんの尿スプレーとの戦争が始まった。だが、その攻防戦も9月の末には終結。フクちゃんが、オス猫からオネー猫になったのを境にあの忌まわしい尿スプレー攻撃は過去のものとなった。今のところクリアが25日継続している(10月23日現在)。入れ替わるように浮上してきた問題行動が、キッチンの流し台やテーブルの上に置いた食べ物漁り

>いけない!
>No!

 どんなにドスの聞いた声で注意しようとも、いかに怒りを込めてに叫んでも、フクちゃんはどこ吹く風。(執拗に注意すれば)一旦は餌場から散るが、目を離すと即座に舞い戻って物色を再開している。「あたいは懲りない!」が口癖のフクちゃんである。でも、食べる訳ではない。前足でチョイチョイ遊びするのが目的。どうやら、チョイチョイ遊びは生存本能に基づく狩猟行動の一形態と思われる。「懲りろ!」と言うのが無理な話である。

>ボーッとしてんじゃーねーよ!
>ちゃんと、フクちゃんを指導しなさいよ!
>あんたのネコなんだから・・・。

 しばらくは、叱られる日々が続きそうである。あー!

▲2015/08/25
▲2015/10/23

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2015年10月21日水曜日

秋に採れるXXXX、秋に咲くXXX!



 大事な大事なカメラを「道の駅うきは」に置き忘れた。連絡を受けた翌々実に受け取りに行った。その際、妻はなーんと筍をゲットして戻ってきた。「ヘーッ、今頃、筍ねー!」と思っていたら・・・

>今、浮羽地区では秋に採れる筍の出荷が最盛期を迎えています。

と、TVで。筍の名前は四方竹とのこと。早速、ネットでレシピを調べてみた。トップに表示されたのが「四方竹の豚肉炒め煮」。

>あっ、豚バラがあるし、それにしょう!

で、その日は我が家の食卓に「四方竹の豚肉炒め煮」が並んだ。

 「それにしても、季節外れのものってあるんだなー!」と思っていたら、昨日は、筑後広域公園にはが咲いていた。近頃は、朝食後にデイジー号のダイエットのために三潴公園に出かけて一走りさせるのが日課。その公園でも咲いている桜と同じやつだった。共に、樹名板がないために名称は不明だ。

 季節外れと言えば、我が家のミニトマトもそうだ。写真は、ミニトマトの脇芽を摘んで地植えしたのに実ったもの。8月に収穫したのに負けず劣らずの大きさだ。多分、色づくのは11月始め。

季節外れ 四方竹・桜 ミニトマト


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2015年10月15日木曜日

アチャー、カメラを置き忘れていたー!


 10月13日の朝、突然に壱岐農協の○○氏から電話が・・・。

>もしもし、○○さんのお宅ですか?
>はい、そうです。
>当方は、壱岐農協の○○です。
>「道の駅うきは」さんから連絡を頂いたのでお電話しました。
>もしかしたら、道の駅にカメラバッグを忘れていませんか?
>あっ、そう言えばカメラバッグがどこにもありません。
>保管されているそうですから取りに行かれて下さい。

 10月12日に小石原の秋の民陶むら祭に出掛けた。そうして、お皿を買った。帰りに「道の駅うきは」で梨と柿を求め、入口のベンチでたこ焼きをほうばった。その際に、カメラバッグを脇に置いてそのまんま。電話を受けて初めて気付いた。

 「道の駅うきは」の入口付近は、次のようである。展望台への通り抜けを挟んで右が店舗、左が食事処。店舗の前ではお茶屋さんが実演販売している。その真ん前にベンチがある。

>おっかしいなー。カメラバッグがずーっと置きっぱなしになっているぞ!

 置き忘れに気付いたのはお茶屋さん。連絡を受けた道の駅のスタッフがバッグの中を調べて壱岐農協の書類を発見し、壱岐農協へ連絡。壱岐農協の○○氏は私に発行した書類だと気付いて私に連絡したということだ。

 それにしても、よかった!よかった!置き忘れたカメラが無事に戻ってくる。

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2015年10月9日金曜日

【繁桝】 秘蔵酒の頒布スタート!




 待ちに待った繁桝(高橋商店)の秘蔵酒の頒布が始まった。

 第一回は、頒布会用仕込限定の山田錦を使った「純米大吟醸生詰」。今春に醸した酒を一度熱殺菌して保管されていた生詰酒。

>深みのあるコクと口中に広がるなめらかな味わい。
>落ち着いた華やかな香り。
>味は生詰酒特有の奥深さ。
(株式会社 高橋商店)

 蔵開きの時に振舞われる箱入娘の雫絞りには及ばないが、なかなかの逸品である。


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2015年9月30日水曜日

フクちゃん、手術室より無事生還!

▲ついでに、2回目の予防接種も!

▲行きは九州道(高速)、帰りは国道。で、色々と寄り道。


 去勢手術も終わってフクちゃんが無事我が家へ帰って来た。

>この子は気立てがいいねー。

 フーッと怒ることもなく院長先生のなすがままのフクちゃん。ちょびっとだけ褒めてもらった。

 まあ、確かに尿スプレーはするが、その他の問題行動は皆無。

1、割と人馴れしている。
2、犬にもフーッしない。

 言われてみれば、確かに”気立ての良い子”には違いない。

気立ての良さ+行儀作法の習得⇒パーフェクトな家猫

 今回の去勢手術で9割は尿スプレー行為をやめるという。そうなれば、言うことなしだが・・・。

PS、対尿スプレー作戦の全容と真相


 前回の投稿「我慢と堪忍も玄界灘( `・╬・´) 」は、09/21に書いたもの。それからの一週間、実はフクちゃんは2回しか尿スプレーをしていない。これは、我が家の対尿スプレー作戦が功を奏したと言っていいだろう。

>一に抱っこ、二に抱っこ、三四がなくて五にタッチング。

 私らが行き着いた対尿スプレー作戦は、とにもかくにも暇さえあれば抱っこ。そうして、1、2、3・・・と数を数えながら摩り摩りを背中200回、顔を200回。抱っこ アンド タッチング作戦”と言えば聞こえはよい。しかし、その真相は、「フクちゃんを放置しておけない」-単なる心配性ゆえの行動。

 猫の尿スプレー対策の基本はネットで簡単に知り得る。でも、結局は、どれに落ち着くかは、飼い主それぞれの性格・性分のみが知るところ。飼い主との相性が良い対策は、無理なく地道に継続できる。もって、効果を発揮する。心配性という性分にとっては”抱っこ アンド タッチング作戦”が合っているということだ。それが、真相である。

PS、術後の連続クリア3日目でアウト!

 2015/10/01現在、尿スプレークリア日が継続中。と思われたが、昼過ぎに扇風機の足元に黄色い水溜りを発見。敢なく3日目でアウトカウント1となった。

アタイ、ダンボールやキャリーバッグなどで寝ているのだ!

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2015年9月28日月曜日

我慢と堪忍も玄界灘( `・╬・´)



 黒猫‘フクちゃん’の尿スプレー攻撃が止まらない。ここ数日に限っては、その頻度は増しているように思う。主な場所は、4箇所だ。

1、台所の窓近辺。
2、ソファーのクッション。
3、扇風機の足元。
4、床の間。

 ‘フクちゃん’の動きが止まる。そして、お尻を下ろす。次の瞬間、黄色くて濃い液体を射出する。

 度々の目撃で、「あっ、やるな!」ってことは見極められるようになった。だが、相手は「いけない!」も「No!」も通じないツワモノ。「シャーッ!」を阻止することにことごとく失敗。連戦連勝の‘フクちゃん’。連戦連敗の人間様。それが、現実だ。

 このまま放置すれば、‘フクちゃん’のスプレー行為が習性として定着するのは必定。それだけは、なんとしても阻止せねばならない。「もはや、早期去勢あるのみ!」は、当然の結論だ。

>果たして、去勢でもってスプレー行為を根絶できるのか?

 私の中では、その答えに少しだけだが疑問符がついている。なぜなら、我が家周辺が野良猫の寝倉となっているからだ。

 我が家から数十メートルの場所に米の集配倉庫がある。そこが、野良猫の生活拠点になって久しい。夜の帳(とばり)が下りると野良猫軍団は、わが団地へと移動してくる。そうして、車の下などで一夜を過ごす。朝日が昇ると、米の集配倉庫へと打ち揃って帰って行く。

 多分ではあるが、この野良猫の存在が‘フクちゃん’のテリトリー意識を刺激しているのだと思う。「たとえ去勢しても?」と思うゆえんである。でも、彼らを我が家周辺から追い払えない。玄関を開けてデイジー号と外に出ても逃げない。近づくとゴロンと腹を見せる。そんな愛らしい彼らを棒でもって「シッ!シッ!」と追い払うことはできない。

 まあ、色々思うが、この手の思案を幾ら重ねても本当の答えに接近するなんてことはありえない。ただただ、「なすべきことをなす」という実践の果てにのみ答えがあるのだから。

 それにしても、猫派と呼ばれる人達は、かかるスプレー攻撃の中でいかにして平穏な日々を送っているのだろうか?「人生色々、人の好みも色々」とは言うものの、謎は深まるばかりである。

▲行儀作法さえ覚えれば、猫も Welcome なのだが・・・

PS、フクちゃん、本日手術断行!2015/09/28

院長:2、3時間、熊本市内をウロウロしてきたら手術は終わっているよ。
院長:そしたら、もう連れて帰っていいよ。
私達:できたら、今晩は病院で過ごさせたいのですが・・・。
院長:それは、別に構わんが・・・。明日、来ることになるよ。
私達:明日、昼までには迎えに来ます。

 ということで、フクちゃんは、今日を限りで短いオス猫としての猫生に別れを告げることとなった。

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2015年9月24日木曜日

本能を超える仔犬達の母を目指して!



 2015/09/19にNHKで放送された「地球ドラマチック:イヌ その秘められた力」は、私ら夫婦にとっては実に興味深いものだった。番組では、一頭のラブラドール・レトリーバー(メス)が盲導犬になるまでの日々を紹介していた。

01、誕生(視力や聴力が未発達な段階)
02、生後2週(目覚める視覚、聴覚、嗅覚)
03、目指せ盲導犬!生後4週(家の中を探索開始)
04、目指せ盲導犬!生後5週(母親から離れて独り立ちへ)
05、目指せ盲導犬!適正検査(稟性が試される生後7週目)
06、目指せ盲導犬!生後9週(PWと絆を結ぶ段階)
07、目指せ盲導犬!生後3ヶ月(簡単な指令の学習開始)
08、目指せ盲導犬!生後9ヶ月(家族との関係を更に深く)
09、目指せ盲導犬!生後1年(本格的な訓練の開始)
10、盲導犬誕生!次の世代へ(1歳6ヶ月)

 イギリスでは、生後7週目に盲導犬としての適正(稟性)を判断する。

テスト1、聞きなれない少し怖い音にも落ち着いて対応できるか?
テスト2、玩具遊びの最中でも呼んだらちゃんと戻ってくるのか?

>合格です。
>文句なしだ。

 彼女の対応と反応は完璧だった。全てにおいて試験官を満足させた。その後、彼女は「栴檀は双葉より芳し」を身をもって証明した。

 番組では、彼女の他にも牧羊犬、救助犬、介助犬、飼い主のガンを早期に発見した犬達の驚異に満ちたエピソードを紹介していた。

>この子は、子羊の出産時期にはミルクの容器を運びます。
>親のいない子羊にはボトルを口で咥えてミルクを飲ませます。
>自分で勝手に覚えたんです。

>私は、(交通事故にあって)車椅子から投げ出され意識を失ってしまいました。
>エンダルは、私が息が出来るように横にしてくれました。
>そして、車椅子の下から引っ張り出した毛布を掛けてくれました。
>その後、足を引きずりながら近くのホテルまで助けを呼びに行ったのです。
>そのエンダルが、最後に教えてくれたのは「(別れの)悲しみ」でした。

 犬の脳は、人と暮らした長い年月を通じて人の役に立つ行動をした時に充足感や達成感を感じる脳内物質を分泌するように発達したという。その脳の進化が、時に、彼らをして本能を超えさせる。

I need you.

 「私は、君を必要としている。」-この一言を聞くために。「私は、今、必要とされている。」を体感するために。働く犬達は自らの意思で本能を超えていく。

 デイジー号が本能を超えて活躍する仔犬達の母と呼ばれる。それは、夢かも知れない。しかし、そんな日がくれば、どんなに嬉しいことだろう。
「地球ドラマチック:イヌ その秘められた力」の再放送日
Eテレ:9月28日、午前0:00~


▲響号

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2015年9月20日日曜日

みんな元気だった。私は2歳になったよ。


 2015/09/18。デージー号が満二歳の誕生日を迎えた。注文しておいたプレゼントは、新しい食器と首輪にカミカミ玩具の5点。宅急便の荷物を受け取ると久々に顔を見せた娘と食事に。だから、プレゼントは帰るまでお預け。食事が終わると、娘を送って基山パーキングエリアへ。すると、そこにはデージー号と訓練センターで寝起きを共にしていたヤン号らが待っていた。

>お久しぶり。
>みんな元気だった。
>私は2歳になったよ。

と、人間ならば再開の挨拶を交わすところ。しかし、そこは犬。お互いの臭いを嗅いで僅かに一言、二言。私には、彼らが何を語り合ったのかを知る術はない。が、もしかしたら・・・。

全ての人に社会で活躍する機会を!
そして、私達犬には生きがいを!

 秋風にはためく九盲の旗の下で、デージー号らはそんな思いを確認し合ったのかも知れない。

本能を超えた行動に張り合いと喜びを見い出す働く犬達。

 彼らには彼らの確かな理由がある。


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2015年9月18日金曜日

只今、対スプレー大作戦を総力展開中!

▲ソファーのウレタンマットにスプレー!
▲やむなく水洗い!
▲ネジ穴の径が不正で急遽ホームセンターでネジを調達!

>ワーッ、臭っ!
>フクちゃんの馬鹿!
>ソ、ソファーにシッコをしたろーが!
>馬鹿!馬鹿!馬鹿!

 「げーっ!」と思ってソファーのマットを洗っていたら・・・。

>あんた、なんばしよっと!
>こんな所にスプレーするんじゃーねーよ!

 今度は、妻の目の前で勝手口の壁にシャー。しかも、堂々と・・・。

対策1、キャットタワーの導入でストレス軽減。
対策2、急遽、2台目のシステムトイレも設置。
対策3、こうなったら近い将来に去勢手術断行。
対策4、当面は、私と妻が監視カメラと化して徹底予防。

 対策1と2は9/18までに完了。対策3は、早くても再来週になる。それまでは、私と妻が監視カメラと化して徹底予防する以外に有効な策はない。そういうことで、対スプレー大作戦の実態は監視カメラ化作戦に他ならない。目配りと気配りとを二つの柱とする実に地道な作戦に他ならない。

 これまでも、保護した捨て犬の中にはオスも2頭いた。しかし、彼らは室内マーキングとは無縁だった。そんなことをすれば、我が家の先住犬から強力な指導がはいった。「エーッ!しちゃーダメなの!」-初代シベリアン・ハスキー犬の指導を無視してマーキングする無鉄砲な犬は一頭もいなかった。そんなんだから、「オス猫がソファーや壁にスプレーする」なんとのは完全な想定外だった。

>アハハ!
>オスを拾ってきたの
>だったら、やるよ。

 団地の猫飼いさんは、「オス猫が室内のあちこちにスプレーするのは当然!」と言わんばかり。

>だから、うちの猫はみんなメスなのよ!

 しまった!
保護する前に聞いておくべきだった。

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Xanti 特集号

   台湾に渡った盲導犬候補生 Xanti の特集動画をBlu-rayに焼きました。  収録した動画は、第一集~第五週の5編。 Xanti 第四集 Xanti 第五集  第一集、第二集、第三集は、既に公開しています。お見逃しの方は、過去記事を閲覧されて下さい。 ◇◇◇◇◇  人の...