>犬にちゃんと用を足させるには気配を消すことです。
>犬が安心して排泄に集中できる環境に置くことです。
昨日、日本盲導犬協会理事で育成統括責任者の多和田悟氏がTV番組の中でこのように語っていた。そして、実際に、盲導犬訓練士さんが気配を消すことで排泄を上手に促す様を放映。
>なーるほど!合点だ!
>粗相ゼロの秘策は、気配断ちにありか!
私の頭は簡単構造で影響を受けやすい。そこで、早速、昨日からパピールームにいる時は座禅を組んで気配を断ち、かつ、「ワンツウ」の掛け声も中止することにした。首尾よく用を足した時のみ、静かに「グッド!グッド!」と褒めるやり方に切り替えた。結果、その後の24時間での粗相回数は僅か2回に激減した。
1回目・・・音の鳴る缶を放り込む稟性チェックの最中に思わずシャー。
2回目・・・トイレサークルに先客2頭がいたのでサークル横でシャー。
どちらの失敗も粗相と呼ぶには忍びないそれだった。なお、彼らの名誉のために強調しておけば、少なくとも3頭は粗相ゼロを達成している。6週齡のパピーとしては「偉い!」と言う他はない。
つまりは、《安心して排泄に集中できる環境作り》こそが粗相ゼロ実現の秘策だったのである。しかし、どうしても5頭もいれば、トイレサークルが混雑することもある。だから、一日に2、3回の粗相はある意味で止むを得ないのかもしれない。それにして、「気配断ち」がこれほどの結果をもたらすとは・・・。
パピーがトイレサークルに入っても気配を断って見守るのみ。決して、「ワンツウ」の声掛けはしない。そして、(終わるのを待って)背中にクリームを塗るように撫でながら静かに「グッド!グッド!」。
なお、気配断ちにはもう一つの効果があった。それは、パピーの甘噛み攻撃と飛びつき攻撃を封じるというもの。どれだけパピー達が私に群がってガウガウしても私は完全無言、完全無抵抗で微動だにせず。そうすると、パピー達はやがてガウガウを止めて、チェッ、面白くねーや!と散っていくのだった。
>気配を断っている人間は犬を引き寄せる匂いを出しません。
>だから、こちらが気配を断って無視すれば犬も無視しますよ。
TV番組の中で多和田氏は、このような一言も。24時間の実践を通じて「気配断ちか!なーるほどなー!」と心底納得・感心している私である。
教訓、気配を断っても去ることなかれ!
彼らのシッコ・ウンチタイムは4時間間隔で30分。一日に6回前後。粗相回数=2に安心して、その内の2回だけパピールーム内での座禅と「グッド!グッド!」を中止。すると、ものの見事に1回づつ失敗された。で、連日の粗相回数=2となった。一頭を褒めれば、「私も!」と続く。このシッコごっこの監督はまだまだ必要なパピー達である。
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