▲引退した盲導犬A号(15歳)が激励に来てくれました。
>一日の粗相回数は4ないし5回!
で数日が経過。「もしかしたら、近日中に粗相ゼロの日も出現か!?」との淡い期待は見事に裏切られました。
>あっ、ここにも!あそこにも!
寝起きに始まるサイレント・バトル(無言でのガウガウ遊び)。「ウヌヌ!もしかしたら、起きているのかなー!」と思ってパピールームを見に行くと、しっかりと粗相の痕跡があちらこちらに。
06/13…05回
06/14…07回
06/15…08回
06/16…10回
06/17…15回(粗相率=約21%)
この数日の間に、物の見事に粗相回数が2倍化、3倍化しています。原因は、サイレント・バトルの放置時間が長いことかも知れません。早い話が、私らの緊張感が超薄れてきたということです。もちろん、「粗相回数=盲導犬候補生としての資質」という等式は存在しませんので重大事態ということではありません。ただ、「へーっ、盲導犬のパピーって粗相しないんだ!」という驚きをもってPWさんに迎えてもらいたいという極めて私的で邪(よこしま)な欲望を満足させる望みが遠のいたというだけのことです。
>アハハ!あんたの思い通りにはいかんよ!
まったく、その通りです。
【対応を根本から見直し:従来の2作戦は中止】
1、食事をする。
↓
2、トイレサークルにて排泄させる。
1、目覚める。
↓
2、トイレサークルにて排泄させる。
粗相回数が2倍化、3倍化したという現実を前に、「食後と起床後にトイレサークルで排泄させる」という2作戦は中止することにしました。まあ、「粗相したけりゃー思いっきりしてみんしゃい!」ということです。その代わり、
1、排泄の前兆行動を見逃さずにトイレサークルに誘導する。
↓
2、首尾よく出来たら褒めてほめあげる。
というグッド体験増量作戦を重視する方向に軸足を移します。超薄れてきた緊張感を復活させて従来の2作戦を徹底するなんてシンドイやり方は中止です。
考えようでは、8割弱は自主的・自発的にトイレサークルで用を足しています。ですから、従来の作戦の目的は達したとも言えます。そういう意味でも、「中止すべし!」という判断を下しました。大本営発表を真似れば、《場所を教える》から《行為を教える》へと転進するということです。
そんなこんなですが、「時には張り切り、時には手を抜き」が身上の私ら。かなりいい加減な実践になることは目に見えています。でも、それでよいのです。残り僅かなパピー達との日々を楽しむのが最優先ですから・・・。
と、今日は居直り記事をアップ。
PS、パピーに割いている時間は一日に3時間!
よくよく考えたら3時間30分放置しておいてから10分だけ世話をして20分弱遊んでやったりの繰り返し。ですから、パピーに割いている時間は実質一日に3時間足らずです。目覚めたら食べるか遊ぶか出すか。それが済んだら、再び3時間近くはグースカピーを繰り返すパピー達。果たして、私ら老夫婦にパピーの世話ができるだろうか?って心配は無用だったようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿