前回、動画「導犬候補生 Unity 総集編」①②③④を HD(1280×720)のサイズで出力してファイル .mp4 を生成。それを基にいて、STD規格の DVD を作成しました。同 DVD を視聴している様子は、YouTube にアップした《【盲導犬候補生Unity】アップ動画を DVD に収録》でご紹介しています。
ご承知のように STD規格の DVD とは、一昔のそれです。やはり、画質の点では物足りません、そこで、今回は、 FullHD(1920p×1080p)の高精細な動画を Blu-Ray Disc に焼く方法を探っていきます。
.mp4ファイルでの試みは失敗
FullHD(1920p×1080p)の動画を .mp4 ファイルに出力した試みは、悉く失敗しました。DVD 作成ソフト(PlayMemoriesHome)では、同ファイルの変換に18時間超を要してエラー頻発。また、性能の低い REGZA PC D712/V7GG ではコマ落ちも発生。どうやら、一時間超というファイルサイズが災いしているようです。
先ずは、録画ダビング方式
幸い、手持ちの DVD プレーヤー(パナソニック DMR-2W101)は、.mg4 ファイルを取り込むことも視聴することも出来ます。ならば、同プレーヤーが取り込んだ動画を Blu-ray Disc にダビングすれば《長編動画を Blu-ray に焼く》という目的は、一応は達成される筈です。以下は、その手順です。
【準備】
まず、FullHD(FullHD(1920p×1080p)の)の動画ファイルを用意します。
動画ファイルは、汎用性の高い mp4 でも「ハイビジョン映像をビデオカメラで記録するための規格」(ウィキペディア)AVCHD規格の .mts のどちらでも構いません。大抵のDVDプレイヤーは、どちらにも対応しています。
総集編①②③④も FullHD で .mp4 に出力。出揃った5つのファイルを PC から USB メモリにコピーすれば、準備は終了。
【ブルーレイ・レコーダーに取り込む】
USBメモリに記録したmp4ファイルをDVDレコーダーに取り込む手順は次のようでした。
①USBメモリをDVDレコーダーのUSBポートに装着
②リモコンの【ホーム】ボタンを押す。
③メニュー《メディアを使う》を選択。
④使用するメディアで《USB機器》を選択。
⑤表示されたメニュー【USB機器】から次を選択。
《写真・撮影ビデオかんたん取込》
これで、動画ファイルは、DVDレコーダーのHDD(メディア等の記憶領域)に保存されます。
【取り込んだ写真/動画を見る】
取り込んだ動画は、次の手順で視聴することができます。
① リモコンの【ホーム】ボタンを押す。
② 《写真/動画を見る》を選択。
③ 決定を1、2度押すと【写真/動画一覧】が表示されます。
④ 見たい動画を選んで【決定】を押すと動画が再生されます。
【写真/動画一覧】には、取り込んだ当初は{各動画のサムネイル画像}は表示されません。しかし、半日程経てば、適当なサムネイル画像が表示されます。【サブメニュー】ボタンを押せば、内容の確認等が行えます。
【取り込んだ動画をBlue-Ray Discに書き出す】
取り込んだ動画を Blu-ray Disc に書き出すには、【写真/動画一覧】から書き出したい動画を選んで、【赤】ボタンを押します。【サブメニュー】の中の《書き出し》を選んでも実行できます。
【作成したBluerayDVDを視聴する】
作成したBlu-rayDVDは、メニュー付きの動画DVDとは違います。それは、DVDプレーヤーが表示・選択・再生可能な形式で動画ファイルを保存できる記録媒体に過ぎません。しかし、それが表示する【写真/動画一覧】は、(使い勝手という点では)動画DVDのそれを凌駕しています。
【配布用Blu-ray Disc を作成する】
ところで、先に作成したBlu-Ray DVD を確実に再生できるのは《Pnasonic製》。他のメーカーのDVDプレーヤーが再生出来るとは限りません。そこで、《全てのDVDプレーヤーが再生可能な配布用Blu-ray DVD》も作成します。その手順は、至って簡単です。
① リモコンの【ホーム】ボタンを押す。
② 《写真/動画を見る》を選択。
③ 決定を1、2度押すと【写真/動画一覧】が表示されます。
④ ダビングしたい動画を選んで【サブメニュー】を押す。
⑤ メニュー項目《動画の編集》を選択する。
⑥ [はい]と応答する。
⑦ 《ファイル名を番組名として変換》を選択する。
ファイルの変換が終わると《録画一覧》に選んだ動画が追加されます。後は、いつもの要領でダビングすれば、配布用Blu-rayDVDが出来上がります。
出来上がった Blu-Ray Disc を視聴している様子
AVCHD 動画 DVD の作成手順については、次の記事でご紹介します。大まかなフローは、次のようです。
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