2019年4月30日火曜日

ママ犬日誌 3-32(38日齢)滑り台への挑戦




34日齢。
まず、2頭の仔犬が滑り台を制覇しました。
それから4日が過ぎました。
今や、滑り台は《ガウガウ遊びの重要な陣地》と化した感があります。

ママ犬日誌 3-31(37日齢)仔犬の交差点



離乳食(一日3回)後の膝上遊びが仔犬たちの日課。
ガウガウ遊びに敗れて膝上へと逃れて来る子。
ちょいと遊びに立ち寄る子。
しばし、寛いだら帰って行く子。
動機は様々。
正に、膝は仔犬たちの人生の交差点となっています。

2019年4月29日月曜日

ママ犬日誌 3-30(36日齢)甘噛み卒業1号が出現!



36日齢。
甘噛み卒業第一号が誕生しました。
委託式まで3週間。
この調子で、噛まない子2号、3号を育てたいと思います。
私の予想では、第2号はXXXちゃん。
オットリで落ち着いた子から甘噛みを卒業すると見ています。
しかし、真相は解釈ではなくて結果のみが明らかにします。
どういう結果になるのか楽しみです。

ママ犬日誌 3-29(36日齢)魔の四半刻2!



繁殖ボランティアの勤務時間は、一日に210分(30分×7=210分)。
それ以外の時間は、もっぱら待機。
午前0時から午前6時の間は比較的に楽です。
なぜなら、魔の4半刻は午前3時からの一回だけだからです。
ですから、午前3時前過ぎには就寝することができます。

このように繁殖ボランティアの勤務時間は短い。
夜勤も楽。
手抜きするなら、パピールームに陣取っている時間は15分でも可。
後の15分は監視カメラになればOK。
しかし、その僅か15、6分が実に長い。
毎回毎回となるとその僅か15、6分が実に長い。
魔の4半刻と呼ぶ理由は、そこにあります。

2019年4月28日日曜日

ママ犬日誌 3-28(35日齢)魔の四半刻!



繁殖ボランティアは、一日に7回程、
魔の四半刻と戦う宿命を背負っています。
離乳期を迎えた(4週齢以降の)仔犬の寝起きと食後の30分。
繁殖ボランティアにとって、この四半刻は
(1)仔犬と遊んで疲れさせる、
(2)排泄のサポートと後始末をする
に追われる時間帯です。
我が家では、パピールームの真ん中にどっかり座り込んで30分。
それが、私らの《魔の四半刻》の乗り切り方です。

ママ犬日誌 3-27(35日齢)鳴かずに待てます!


「ピヨピヨ!ピヨピヨ!」とニワトリの雛(ヒヨコ)のように鳴いていた。
が、33日齢前後から鳴かないで待てるようになりました。
日を追って《待てる子》になっています。
給餌器を予め並べないーなどの対策を取って、
更に良い子に育てたいと思っています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 この子らは、賢い!賢過ぎる!
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 4時半にエアコンの暖房を入れるのに起きた。
すると、その気配を感じて仔犬が一斉にハウスから飛び出して来た。
「違う、まだ、起きる時間じゃーないよ!」と首を振ると、
「なーんだ!」とみんなでハウスに戻って行った。
36日齢なのに状況を判断し、状況に応じて行動するなんて。
実に、賢い仔犬たちだ。
盲導犬候補生としては、余りにも賢過ぎる。
そんな気もする。

2019年4月24日水曜日

ママ犬日誌 3-26(32日齢)ママ目指して猛ダッシュ!



32日齢。
仔犬たちのオッパイ飲み競争に体力差と性格差が色濃く反映され始めました。
オットリ、ユックリタイプの黄緑ちゃんは、
常に場所取りに後れを取っています。
結果、体格も一番の小柄になってしまいました。
明日より離乳食が本格化します。
この熾烈な生存競争にも近々終止符が打たれる見込みです。
なお、トイレサークルからの一斉ダッシュは、
仔犬たちの《立ち飲み・ぶら下がり飲み》を防ぐための対策です。

2019年4月23日火曜日

ママ犬日誌 3-25(番外編)仔犬の体重増加曲線




番外編では、私が採用している『仔犬の体重増加曲線とその式」を紹介します。
ママ犬と仔犬の体調を測る目安として重宝しています。
盲導犬の赤ちゃんは、厳格に離乳食量をグラム単位で管理しています。
「食べた分しか太らない!」の鉄則があるので、
こういう体重予測が成立します。
その式は、定量増分値と定率増分値を足して2で除する
ーという至ってシンプルなものです。
皆さまの子育てに何らかの寄与ができれば幸いです。

2019年4月22日月曜日

ママ犬日誌 3-24(30日齢)パピールーム・リニューアル



トイレマナー習得期(5週齢)が一週間後と迫ってきました。
その事前準備として、パピールームからトイレシーツを一部撤収。
トイレトレーをトイレサークル側に移動。
トイレサークルにもシーツガードを設置しました。
これで、仔犬たちは、
(1)寝る場所
(2)遊ぶ場所
(3)出す場所
を自然と覚えていく筈(?)です。

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 もしかして全員成功!?
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04/22 00:05 紫色ちゃん、トイレサークルでウンチ
04/22 00:15 黄色ちゃん、トイレサークルでウンチ
04/22 02:30 紫色ちゃん、トイレサークルでウンチ
04/22 02:32 桃色ちゃん、トイレサークルでウンチ
04/22 ??:?? ?色ちゃん、トイレサークルでウンチ
04/22 05:35 水色ちゃん、トイレサークルでウンチ

?色ちゃん=黄緑ちゃんであれば、パーフェクト!
ちょい、ウトウトして見逃した。

ママ犬日誌 3-23(28日齢)奇跡を起こす仔犬たち


前、前回と違って今回は27日齢でトイレサークルの入り口をオープンにしました。
仔犬たちの意志と本能とを尊重・信頼した対応です。
すると、それに応えて、まずは3頭が自らの意志でサークルで排泄。
翌日には、みんな次々とサークルに入ってウンチをしてくれました。
正に『奇跡を起こす仔犬たち』です。

2019年4月21日日曜日

ママ犬日誌 3-22(28日齢)自覚期最終日


犬であることを自覚していくAwareness Period(自覚期)の最終日。
仔犬たちのガウガウと噛み合う遊びも本格化。
縫いぐるみを咥えてブンブンと振り回す行動も増えました。
明日からは、仔犬たちは《乳離れ期:29日齢~42日齢》を迎えます。

2019年4月20日土曜日

ママ犬日誌 3-21(28日齢)超便利な給餌器



5頭が並んで食事できるのも超便利な給餌器のお陰です。
さすが、プロの作です。
それにしても、仔犬らの食事マナーは立派そのもの。
今のところ《要求鳴き》する子はいません。

ママ犬日誌 3-20(27日齢)離乳食二日目-完食-


 仔犬たちの離乳食は、一日に5.4gづつ増えていきます。
2.0g → 7.4g → 12.8g → 18.2g と増えます。
パピー委託式の日には169.4gに達します。
体重30Kgのラブラドール・レトリーバー(成犬)の給餌量の約74%。
約50日で体重が10倍化する仔犬たち。
その量が必要だということです。
それにしても、今度の仔犬たちの食欲は凄いものがあります。
あっという間の《見事な完食ぶり>です。

ママ犬日誌 3-19(26日齢)パピールームを大拡張


26日齢を迎えてますます活発になった仔犬たち。
パピールームをMAXに拡張しました。
広さは、4畳+0.75畳(併設のトイレサークル)。
同時に、離乳食への切り替えがスタートしました。
初日は、僅かに2gでしたが美味しそうに食べました。
顔いっぱいにフードをつけた仔犬のアップは必見です。


  次は、仔犬たちの離乳食計画です。


棒グラフは仔犬一頭の給餌量。
10倍表示しています。

2019年4月17日水曜日

ママ犬日誌3-18(24日齢)スライドショー



24日齢。
仔犬たちの生活サイクルに〔戯れタイム〕が存在するようになりました。
明後日からは離乳食のリハーサルも始まります。

スライドショーのトリを飾る黄色ちゃんに注目を!


25日齢には、みんな体重が2Kg台に突入します。


2019年4月15日月曜日

ママ犬日誌3-17(22日齢)戯れる


自覚期2日目。
仔犬たちの戯れ遊びの時間が長くなってきました。
縫いぐるみともジャレ始めました。
すでに、歯も生え始めています。
これからは(アムされて)「キャイーン!」という悲鳴も。






体重は、いまなお29Kg台。
体調管理は、とっても上手くいっています。
とっても、安堵しています。

2019年4月14日日曜日

ママ犬日誌3-16(21日齢)目覚める仔犬たち


仔犬たちは、自覚期を迎えました。
多少ですが、18日齢前後より噛み合ったりして戯れることが散見されます。
パクッされると、ちょっと痛いこともあります。

2019年4月13日土曜日

ママ犬日誌3-15(20日齢)仔犬を測る




3度の出産で初の大きい子揃い。
それなのに、20日齢にして体重は生まれた時の3.6倍~4.2倍に達しました。
全員が超スクスクの仔犬たちです。

2019年4月12日金曜日

ママ犬日誌3-14(19日齢)オッパイを飲む仔犬


生後19日年齢。
仔犬たちの体重は、生まれた時の3.6倍から4.2倍へと激増しました。
それに伴いママ犬が少々疲れ気味になってきました。
この時のために取り寄せていた高カロリーの缶詰。
今日から与え始めます。
ママ犬の授乳もあと一週間。
缶詰作戦で乗り切らせたいと思っています。

2019年4月10日水曜日

ママ犬日誌3-13(17日齢)本能


 巣穴で用を足して外敵に家族の住処を教えるべからずーこの祖先の教えは、17日齢の仔犬の脳にもしっかりと刻みこまれています。ピンクちゃんは、産室を拡張した翌日(15日齢)から産室の外で用を足し始めました。

ママ犬日誌3-12(17日齢)おやすみなさい



 移行期も後半に入って仔犬たちの生活サイクルが徐々にはっきりしてきました。2時間ほど寝て、30分ほど起きてオッパイを飲んで遊んでまた寝るーのサイクルが生まれつつあります。

 この動画の最後の最後に、クスッとくるシーンが収録されています。早送りしてでもご覧ください。


 上図は、移行期(3/5~3/12)の体重推移です。ピンクちゃんと黄色ちゃんは、全く同じペースで推移していまs。黄緑ちゃっはん、新生児期はピンクちゃんと同体重で推移していましたが、移行期に入ってからペースアップしています。紫ちゃんと水色ちゃんもペースアップしています。中でも紫ちゃんの体重増加ペースは群を抜いています。黄色ちゃんに迫る勢いです。

2019年4月8日月曜日

ママ犬日誌3-11(16日齢)授乳2



 16日齢を迎えた仔犬の体重は、1.47g~1.64Kgに達しました。飲むオッパイの量も増えました。それにつれて、ママ犬のフード量も激増しています。180g×3+90g=630gが一日のフード量。ママ犬は、通常の2.86倍のフードを食べてオッパイを出しています。


 前回は、このフードの増量が災いしてデイジー号は血便を伴う酷い下痢になりました。結果、母乳の量が激減して仔犬の体重が微増に留まること4日。今回は、その苦い経験を繰り返さないために出産前一週間から整腸剤を飲ませ、かつ、増量も無理のないフードの組合せで行っています。具体的には、成犬用フード50%+パピー用フード50%という組み合わせです。パピー用フード100%で下痢をしたら元も子もない!-そういう考えです。

 なお、計画では700g超まで増量することになっていますが、過去の経験を踏まえて「無理は禁物!」と考えています。

ママ犬日誌3-10(15日齢)歩き回る仔犬!


 生後15日齢を迎えて仔犬たちが活発に動き回り始めました。

 前回のR胎は、今回の仔犬の50%~70%程度で産まれたきました。この母体内での育ちの差は、その後の仔犬の育ちにも反映しています。例えば、R胎のよちよち歩きを動画として記録したのは18日齢。それに対して、今回は3日早い15日年齢。

>オシッコもウンチも自分でします。

 R胎が産室を出てトイレシーツ広場で用を足す様子を撮影したのは19日年齢。ということは、今回は16~17日齢には、キッチリカッチリと撮影できると予想しています。

ママ犬日誌3-09(15日齢)仔犬の目が明いた!


 生後13日前後から仔犬の目が明きました。どうやら瞳の色はママ犬と同じ黒のようです。

2019年4月7日日曜日

ママ犬日誌3-08(14日齢)臍天の仔犬たち!


 生後14日目。仔犬たちの体重は、1.3Kg~1.5Kgに達しました。これは、前回のR胎の1.3倍から1.5倍の体重です。この異常事態を受けて、急遽、仔犬らの体重の予想曲線を変更しました。

仔犬の体重推移曲線:((定量増加式×X)+(定率増加式×Y))÷ 2

上限:X:Y=130:100
下限:X:Y=100:100

 R胎の仔犬たちは、《X:Y=100:100》で終始推移しました。ですが、今回は、X:Y=130:100》、X:Y=115:100》X:Y=100:100》と超スクスク派(黄色ちゃん)、スクスク派(水色ちゃん)、普通派(ピンクちゃん)と総じてスクスクな仔犬たちばかりです。

 果たして、この3つの傾向の存在が本当に存在するのかどうか?それは、40日後には明らかになります。


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ママ犬日誌3-07(14日齢)仔犬が歩いた!


 R胎の子供がヨチヨチと歩き始めたのは生後13日目。今回の仔犬達は、生後2日目から足腰がしっかりしていていました。ですから、「何日目に歩いた!」と言明し難いのが本当のところ。ですが、「ウン、歩いているな!」と思ったのは10日目。明らかに足をかわしてのある距離の歩行を確認したのは14日目の本動画においてです。

 なお、本動画の冒頭で黒猫のフクちゃんをズームインする前とズームアウトの後では仔犬たちの居住スペースが1畳から2畳に変わっています。動画視聴者は、それに気が付くかなー?????

ママ犬日誌3-06(13日齢) 仔犬の尻尾


>オッパイが出ている時は尾っぽを振る。

 これは、最初の出産で知りました。どうやら、みんなでオッパイを揉む続けることで、ある瞬間からオッパイが大量に出るようです。ですから、一斉に尾っぽが立って触れ始めます。これを2、3回繰り返すこと約10分が今確認されている授乳タイムです。

2019年4月5日金曜日

ママ犬日誌3-05(12日齢)ママ犬の温もり!


  
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 Neonatal Period (0-12 Days)
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>生まれた時は目も見えず
>生後2週間は耳も聞こえません。
>体温をうまく調節できないため
>母親の温もりが欠かせません。
(「地球ドラマチック-イヌ その秘められた力」より)

>生後2週間は、母犬が下腹部を舐めることで排便を促します。
>この時期に子犬をなでることで安定した情緒性を育てます。

(「巣立ちへの54日間」のシナリオより)


2019年4月3日水曜日

ママ犬日誌3-04(09日齢) 爪切り!



2019/04/01:

>もうそろそろ、仔犬の爪を切ってやってください。
>そうしないと、オッパイモミモミでデイジーのお腹が傷つくこともあります。

と、T女史からアドバイスを受けた。そこで、デイジー号のお腹を確認すると、かなりお腹のアチコチに赤い掻きむしり痕が散見された。

>あらら、これは仔犬の爪をきり必要があるな!

ってことで、4月1日は『爪切りの日』となった。この話、決して、エイプリルフールではありませんよ。実際に、動画の如く、恐る恐ると爪切りの仕儀に及びました。






Xanti 特集号

   台湾に渡った盲導犬候補生 Xanti の特集動画をBlu-rayに焼きました。  収録した動画は、第一集~第五週の5編。 Xanti 第四集 Xanti 第五集  第一集、第二集、第三集は、既に公開しています。お見逃しの方は、過去記事を閲覧されて下さい。 ◇◇◇◇◇  人の...