▲見事!
2、近寄らず!
3、抱き上げず!
いわゆる我が家の家訓、非情三原則である。
山に捨てられていたシベリアン・ハスキー犬に始まって、飼育放棄された柴犬、行き倒れのシー・ズー、保健所送りのM・シュナウザーに7年間も檻に閉じ込められ続けたシベリアン・ハスキー犬。更には、輪禍にあった雑種のシロ。道端に箱に入れて捨てられていた赤ちゃん猫。保護しても保護しても後を絶たない捨て犬、捨て猫達。その状況の中から生まれたのが非情三原則である。
家訓は<確実に根付いた>と思われたが、それは昨夏に破られた。台風前日に憐れと思ってついつい黒猫のフクちゃんを保護してしまった。彼が最後の保護犬、保護猫の筈だった。だが、今月の始め頃から我が家の玄関に野良猫が居ついてしまった。よくよく観察すると♀猫。
>こりゃー、子供を産んだら大変だー!
ってことで餌付けして捕獲。11/22に熊本の竜之介動物病院で避妊手術。さて、そうなると術後のブチを寒空の下に放すこともできず・・・。こうして、我が家に二つのキャットタワーが出現するに至った。
ところで、手術から丸4日が過ぎた昨夜、な、なーんと施錠されたケージからブチが脱出していた。ケージ内トイレでウンチをしていたので、私らが寝る時はケージ内にいたことは間違いない。
ケージをくまなく点検したが破損個所はない。
>一体、どうやって脱出したのか?
動画は、その謎が解けた瞬間を捉えたものである。
▲これで、脱出不能!( *´艸`)
【補足】ケージ下部の改装が悲劇を招く!
もはや、脱出不能と思われる会心の出来。だが、甘かった。ブチは、それでも入り口の扉を頭で押し広げて出来た隙間に首を突っ込んだ。もちろん、それは、脱出不能の狭隘な隙間。当然に扉はブチの首を絞めつける。私らが出掛ける寸前の事故だったのが不幸中の幸いだった。
ブチは今朝より室内完全フリーの生活。ケージに閉じ込めるのは、お留守番させる時と就寝時のみ。でも、その際には、彼が長年の野良生活経験猫であることを考える必要があった。そんなことを痛感させた想定外の事故だった。
なお、この首吊り事件を受けてケージ入り口を改善・改装したのは言うまでもない。